マギ・ジス新作アイテム展示即売会(通称:マギケット) 第1回 一般参加編

ゲームマスター:夜神鉱刃

【これまでの経過】
マギ・ジスタン世界紹介◆ ◇「聖アスラ学院のお化け退治作戦」◇ ◆「レヴィゼル教会公園の新年祭に参加しよう!」◆ ◇「ウマドラの卵料理が食べたい!!」◇ ◆「赤い沙漠と緑の植林」◆  ◇「技能訓練@現代魔術研究所」◇ ◆「ジャイアント・インパクト・たこ焼きを作ろう!」◆ ◇「魔女の特急便」◇ ◆「東方異文化交流録」◆

【シナリオ参加募集案内】(第1回/全3回)

 
 マギ・ジスでは年に一回、超ビッグな新作アイテム展示即売会が開催されている。
 今年も、マギ・ジス・ビックリサイトという巨大イベントホールで、全3日間の期間に渡る例のイベントが開始されるのだ。
 マギ・ジスタン世界の各勢力は、この日を目指して、それぞれが歩き出していた。
 では、当世界の三大勢力である、聖アスラ学院風紀委員会、冒険者ギルドワスプ、聖アスラ学院所属現代魔術研究所の3点から、みんなの取り組み模様を見て行こう!

●風紀委員会の準備

 聖アスラ学院大学部に位置する風紀委員会の委員室で、本日、会議が行われている。
 司会は、委員長のスノウ・ブロッサムだ。
 書記は、副委員長のコーテス・ローゼンベルクである。

「いよいよかのマギケットが、再来月に迫りました。私たち、風紀委員会としても、この事態を見過ごすわけにはいきません! ぜひみんなで力を合わせて、マギケットに向けて、前進しましょう!!」

 スノウが委員長っぽく仕切り出し、風紀の大多数が片手をグーにして振り上げ、おう!と叫び出した。

 そこで、オブザーバー教員のアメリカン・レディ、ジュディ・バーガー(PC0032)が挙手した。

「ヘイ、スノウ! ナイス・アイデア、ネ! バット(しかし)、ジュディはクエスチョ、アリマース!! 風紀で何の出し物を出すデース! 何かデリシャスなフードでもコックしますカー!?」

「いいですね、ジュディさん! ぜひ今年は、ウマドラバーガーとか……その辺の料理でもブースで、出したいですね!」
 書記をやりながら、コーテスが横から賛成した。

「ちょっと、コーテスにジュディさん!! 私たちがハンバーガー売ってどうするのよ!? 私たちは、風紀よ、風紀!! 場所が学院であろうと、マギケットであろうと、どこであろうと、そこに風紀が乱れる限り、私たちはあります!! マギケットでももちろん、風紀委員会ブースを設置します!!」

 スノウの部下たちは、ぱちぱちぱちと、拍手していた。
 コーテスとジュディはちょっと残念そうだったが。

「そうですの!? マギケットでもスノウたちは風紀をやるのですわね? しかし、改めて風紀のブースを設置するのであれば、事前にお掃除は必要そうですわね? 風紀たるもの、クリーンナップも完璧に準備しておきたいところですわ!」

 今日は会議に参加している風紀非番のフランス令嬢・アンナ・ラクシミリア(PC0046)も、ジュディに続き、挙手して質問した。

「そうね! ぜひ掃除もしておきたいところね! じゃあ、マギケット当日のサークル参加者入場時刻の午前8時に掃除班はブースに集合! ブースとその周囲をきれいに片づけてから、清々しい気持ちでその日の任務に取り組みたいわね!」

 スノウはアンナの提案を受け、笑顔で返してくれた。
 同じく非番で、学院高等部の広報でもある姫柳 未来(PC0023)もここで挙手した。

「そうだ! この機会に風紀のマギケットでの取り組みも宣伝したらどう? よかったら、わたしが取材しようか? スノウのインタビューとか取れて、学院の新聞に載ったりすれば宣伝効果抜群じゃん!?」

「それもいいわね、未来さん! では、さっそく今日の会議後だけれど、残ってくれるかしら? 私とコーテスでマギケット風紀委員会についてどういう取り組みなのか説明するので、さっそくインタビューをお願いできる?」

「うん、いいよ!!」

 会議後、スノウは未来から簡単なインタビューを受けるのであった。
 未来も、カキカキとノートに書き込み、新聞作りの班へ渡す記事を書くのであった。

「あ、でもね、当日、風紀ブースで働くことが必須なのは、正規の風紀委員だけね! オブザーバーのジュディさん、非番のアンナさんと未来さんは、当日の一般参加者入場時間から最後まで自由にしていていいわよ。まあ、それでも手伝いに来てくれるならば、歓迎するけれど!」

 スノウは、念のため、非番たちに大きな負担を強いないように、これは強制ではないということをお知らせした。

「しかーし……!! 風紀へ手伝いに来てくれた人にはもれなく……風紀バッジが……プレゼントされます!! 技能経験値アップで……なかなか、お得!!」

 コーテスは抜かりなく、最後にさりげない宣伝をしておいた。
 さて、マギケット当日、風紀委員会は、マギケットの風紀をいかに守るのだろうか!?

●ワスプの準備

 とある日の夕方、冒険者ギルドワスプのカウンターは、異世界人の仲間たちで賑わっていた。

 バーテンダーであるナイト・ウィングは、シャカシャカと酒のシェイクを振っていた。
 その隣では、この世界に来てからワスプで働いている冒険者青年・ジニアス・ギルツ(PC0025)も別の酒をシェイクしていた。

「はいよ、リシェルの旦那! スペシャルジントニック、できやしたぜ!」
「おう、わりいな、ナイト!」

 ジニアスの友人である元遺跡警備隊のリシェル・アーキス(PC0093)は、友人に呼ばれて久しぶりにワスプへ遊びに来ていた。リシェル側の言い分としては、友人の働きぶりをチェックしに来る、という名目でただ酒を提供されている。

「はい、マニフィカさん! カシスオレンジできたよ!」
「あら? きれいなお酒ね? ありがとうですわ、ジニアスさん!!」

 同じく、ジニアスの友人(特にマギ・ジスタンに来てからは共闘することが多かった友人)であるマニフィカ・ストラサローネ(PC0034)も今日はジニアスに誘われてワスプへ遊びに来ていたのだ。明日は大学の方も休みなので、人魚姫は飲む気が満々である。

「おい、バーテンダーたち! 何かおもしれえ話ねえか?」
 リシェルは、おつまみのピーナッツをかじりながら、にやにやと質問した。

「ありますぜ!! そうですねえ……マギケットってご存知ですか? 毎年、今ぐらいの時期になると(正確には来月ですが)、マギ・ジス・ビックリサイトという巨大会場で、新作アイテムの展示即売会が開催されるんすよ。実はね、我々ワスプも、その日に備えて、最近はいろいろと新メニュー開発とか取り組んでいるんでさあ」

 ナイトは、また別の酒をシェイクしながら、リシェルの質問にキラリと答えた。

「ほう、この世界にはそんなお祭りがあるのかよ!? で、ジニアスも手伝うのか!?」

 ジニアスは、おつまみの調整で忙しそうなので、ナイトが代わりに答えてくれた

「いや、ジニアスはその日、シフトは入っていやせん。いや、シフト入れたいなら歓迎しやすが。まあ、俺ら、今年は、とあるチキンを発売するつもりなんで、よかったら、リシェルの旦那も食べに来やせんか?」

「ま、考えておくぜ! 昼寝の予定がなかったら、行くかもな!」

 カウンターでそう話し込んでいたとき、厨房の方から、ウェイター(ウェイトレス)たちがやって来た。

「はいはーい! おまちどーさまー!! シーフードパスタですよ、マニフィカさん!」
 ワスプの下っ端少年、ティム・バトンがシーフードたっぷりのパスタを両手で運んできてくれた。

「おーい! リシェル!! こっちは、チーズドリアできたよ!」
 一方、ネコのぬいぐるみ姿のラサ・ハイラル(PC0060)が頭上にチーズドリアを抱えて、ぴょこぴょことやって来た。

「うふふ、お待ちしていましたわよ、わたくしの大好きなシーフードパスタ!! 今日のはティムさんが作ったのかしら?」
 マニフィカのにこやかな問いかけに、ティムは赤くなって頷いた。

「はい! 僕が作りました! お口に合えばいいですが!」
 人魚姫は、さっそくつるりと一口食べて、美味しいですわ、と感想を言ってあげた。

「ところでティムさん、あなたもマギケットには出られますの?」

 待っていました、と言わんばかりにティムは明るい笑顔で答えた。

「はい! もちろん出ます! しかも今年は、ワスプブースの手伝いではなくて、ホットドッグスタンドを僕とジェニー(妹)でやるんです! 将来的にはワスプから独立してホットドッグの店を持つのが夢ですので!」

 輝く瞳でそう答える少年を見て、マニフィカは、青春って素晴らしいですわね、と感心していた。

 一方、リシェルとラサは……。

「おう、ラサ、わりいな! へへへ、待ってたぜ、チーズドリア!! ここのチーズドリア、なかなか絶品なんだよな! って、まさか、これ、ラサが作ってないよな? それだけは確認しねえと!」

「悪かったね、料理が下手で!! ちゃんとビーハイブ厨房長が作ったドリアだから安心して食べられるよ!!」

 半ばキレているラサをよそに、リシェルは、うめえうめえ、とドリアをパクパク食べ始めるのであった。

 そんな会話をしているとき、一人の中年男が、歌を歌いながら、スキップしてカウンターへ入って来た。

「ふん、ふん、ふん♪ 海と♪ 山と♪ ま・も・の〜♪」

 ビーハイブ厨房長である!

「おーい、ナイト、厨房に人手が足らんから、こっち手伝いに来てくれ! カウンターはジニアスとラサに任せる!!」

 それだけ言うと、彼は、また歌いながら、スキップで厨房に帰って行った。

「おい、ジニアス!! あの厨房長どうした? なんか中二房の雰囲気だな、今日は!?」
 驚くリシェルに、ジニアスは、さあ? と目を丸くする。
 ナイトが代わりに補足する。

「厨房長もマギケットに出るんでさあ。しかも、同人仲間と一緒に。彼、魔物のオタクなんで、今年は魔物を売るらしいですぜ? ま、彼もワスプブースから離脱なんで、今年は俺がなんとかワスプブース盛り上げますぜ!! じゃ、俺、行くんで、ジニアス、あとよろしく!!」

「はい、いってらっしゃい! あとは俺がやりますんで!!」

 ナイトがカウンターを去り、代わりにジニアスとラサが残された。
 ジントニックを飲みながら、リシェルが微かに笑い出す。

「そうか……。おもしれえことになったな!? 今年の祭りで、ワスプは三分裂かよ? 本家ナイト、ホットドッグスタンドのティム、魔物屋のビーハイブか……。暇なら行ってみようか、ジニアスたち?」

「そうだねえ……!? ワスプを手伝うのもいいけれど、いろんな新作アイテムが出回るらしいから、今後の冒険に備えておくのもいいかも!? まあ、まだ予定は決めてないから、おいおい考えるよ……」

 何気にわくわくする冒険野郎たちであった。

「うふふ……。マギ・ジスタンの皆さまが売られる新作アイテムですか……。興味がそそられますわね! フィールド研究にもいいでしょうし、何より旧知の間柄の方たちがアイテムを創られるというのも関心がありますわ! わくわくしますわね、ラサさん!?」

 瞳を輝かせる人魚姫に、ネコ姫も、うにゃん、と頷く。

「そうだね……。精神体のボクは、食べ物は直接食べられないけれど……。新作の魔物とか、あるいは銃器の整備とか、そのへん、関心あるかも!? ジニアスたちとよく相談してから行くかどうか決めるよ!!」

 ワスプとその仲間たちも、これから始まるマギケットに胸を膨らます思いであったようだ。

●現代魔術研究所の準備

 とある日の昼頃、現代魔術研究所の巨大倉庫で、所員たちは検品を開始していた。

「来月、あたしたちは新作アイテム展示即売会のマギケットに出店します! そこで、オーブとそのアクセサリーを出品します! 今から、ここにあるエル・オーブ全種類、そして新作アイテムの付属アクセサリー(指輪とミサンガ)の検品を行います! 各自、品質に問題がないかどうかチェックして、このチェックシートの確認欄に○や×を付けること!!」

 倉庫での仕事の指揮を執っているのは、本所調査部隊隊長の妖精・シルフィー・ラビットフードである。

「ほーい! あら、このオーブら、ぎょうさんあるなあ!? ま、ぼちぼち行きまっせー!!」

 目の前の山積みのオーブにひるむことなく立ち向かって行くのは、シルフィーの子分であり、座敷童子のビリー・クェンデス(PC0096)である。小柄な身体でちょこまかと移動し、丸っこくて光っている各種オーブの袋を取り出して、ちゃっちゃかと検品を始めた。

「ふむ!? かなりの分量であるな!? では、ビリー殿がオーブ本体を検品しているので、私は付属品のミサンガをチェックするとしよう!!」

 同じく所員の巨大目玉・萬智禽・サンチェック(PC0097)も、大変そうな検品作業に腰(目玉?)を上げて、取り組み始めるのであった。彼は念力が使えるので、各属性のミサンガをぷかぷかと浮かべて、品質に問題がないかどうか、ギラリと眼球を光らせて厳しくチェックするのであった。

「あらぁ〜!! すごい数のオーブじゃなぁ〜い!! そうねえぇ〜、指輪でもぉ、ぱぱっとやっちゃいましょぉ〜!!」

 所員二人に続き、今日はなぜかバイトで雇われている天然植物お姉さん・リュリュミア(PC0015)も、検品に加わっている。炎の指輪、風の指輪、大地の指輪、水の指輪……と、上手に仕分けして、品質に問題がないかどうか目を光らせるのだ。

 こんな具合に、他、数名の所員たちと共にシルフィーたちの班は、マギケットへ備えて、オーブの検品に勤しむのであった。

 検品が開始されて一時間後……。

「おーい! シルフィー!! オーブの検品、はかどっているかー!! こっちは、新作のカプセルモンスター出すんだけれど、検品の人手が足りねえんだ! 誰かくれよ!!」

 豪快な戦士姿をしている妖精・魔炎の精が、倉庫に勢いよく入って来た。
 この男、ランクは妖精だが、シルフィーの使い魔である。

「あら? 魔炎の精じゃない!? そうねえ……。じゃあ、ビリーを持って行って!」

 隊長がそう返事すると、会話を聞いていたビリーが、ほんまかいな? と、眉毛を動かした。

「おう! もらっていくぜ! 来い、ビリー!! 一緒に魔物の検品するぞー!!」

 魔炎の精は、ビリーが誰か確認するや否や、力任せに、座敷童子のショートオールを引き、ずるずると引きずって場を去って行った。

「ひええええええ!! 堪忍やでええええええ!! 隊長おおおおお!! お助けええええええええ!!!!」

 ひとまず、そういうことだ……。

 さらにその一時間後……。

「ヘイ、シルフィー!! サンドスネークとお化けハイランダケの調教グッズの検品がなかなか終わらないのです!! マンパワーが明らかに不足しているのです!! 誰かこっちに分けて頂けないでしょうか!?」

 今度は、機械仕掛けの美少女妖精が倉庫に、浮きながら入って来た。
 この彼女、シルフィーの使い魔の魔導ロボ・エリスである。

「あら、エリス!? 調教グッズの検品、終わらないの!? そうねえ、こっちは順調だから、誰か分けてあげるね! ということで、萬智禽、行ってきなさい!!」

「ええと、このミサンガは、○……。ん? 呼ばれたのだな!? どこへ行くのだ?」

 エリスは、反応する巨大目玉を目玉ごと、ひょっこりと頭上に抱えてしまった。

「こいつ、もらって行くのです!! ありがとうです、シルフィー!!」

 こうして、萬智禽も、研究所内のどこかへ連れて行かれてしまった……。

「うお!! 私をどうするのだ!? この目玉で実験しないで欲しいのだあああ!!」

 さて、ビリーに続き、萬智禽まで他所の検品場へ狩り出されてしまったが……。
 一部終始を見ていた、リュリュミアは、隊長にそれとなく質問した。

「あのおぉ〜。わたしはここにいていいのよねぇ〜!?」
「うん!」

 特にリュリュミアを他所にあげる気はないシルフィーだったが、そこにまた新しい人、乱入!!

「ねえ、シルフィーちゃん! こっちの付属植物園、人手が足りないのよ! バラの種の検品だけれど、そういう細かい作業、得意な子っているかしら〜!?」

 植物系お姉さんではなく、オネエなパフィンという所員がやって来た。
 彼女(いや、彼!?)は、シルフィーの使い魔ではなく、植物園の管理人である。

「はぁ〜い!! わたしが行きまぁ〜すぅ!! 植物系は得意ですよぉ〜!!」
 名乗り出た、リュリュミア!

「うん。あたしもリュリュミアが適任だと思う。じゃあ、行って来てね!」
「はぁ〜い!!」

 こうして、シルフィーの検品部隊から、優秀な配下である三人がいなくなってしまったのだ。

 数時間後……。

「ああ〜ん!! 全然終わらないよー!! さっきの三人を返してー!! っていうか、うちの研究所、人手足りなすぎよー!!」

 ともかく、現代魔術研究所も祭りに向けて着々と準備は進んでいた……。
 きっと、当日は素敵なグッズらが間に合うことを信じて、彼女らにも期待しておこう!

●新作アイテム展示即売会(通称:マギケット)情報

当日のマギケット・ブースカタログ *内部サイトへ変更

【解説】

今回のシナリオシリーズは、マギ・ジス新作アイテム展示即売会(通称:マギケット)にご参加頂くイベントシナリオとなります。
マギケットは、某同人即売会に名前が似ていますが、規模としては、中小企業の展示会やモーターショーのような商業イベントをご想像ください。

(不良品を販売している変なブラフブースとかありませんので、その辺はご安心ください)

このシリーズは、全3回で行われます。
第1回に当たる今回は、「一般参加編」と言いまして、皆さんにはお客さんをやって頂きます。
第2回は、「サークル参加編」となり、皆さんにはアイテム開発をして出店してもらうか、既存ブースの運営の手伝いをやってもらいます。
(第2回においても、一般参加で参加したい方は、一般参加でも可能です)
第3回は、「スタンプラリー編」という特殊なイベントのみの回となります。

(第2回と第3回の詳しい遊び方は、当該シナリオリリース時にて、「募集案内」で詳しくご説明致します)

では、今回の一般参加編ですが、遊び方をご説明します。

まず、皆さんは展示即売会のお客さんなわけですから、即売会のカタログが必要となります。
特にイベント内で購入「アクション」は必要ありません。
(各PCさんたちは、カタログを持っている状態でゲームスタートです)

その肝心のカタログですが、なんと、今回はティザーサイトまで用意されています!
以下のURLからリンク先へ飛んでみましょう!*内部サイトへ変更
http://baumsite.main.jp/etc2/y_mc/y_magiket1.html
☆マギケット・ブースカタログのティザーサイトへ!!
マギケットのブース一覧表と説明が紹介されています。

さて、皆さん、カタログはご覧になりましたか?

ご存知のとおり、今回は7セクション、35ブースという豪華なお祭りとなっています。
(実際のマギケットは、もっとたくさんブースがありますが、ゲームの仕様上、35ブース作るのがやっとでした)

皆さんには、お好きなブースのうち4カ所へ寄って頂くことができます。
また、購入だけではなく、その店にいるNPCと絡むこともできます。

例えば、以下のような遊び方ができます。

・3ブースは武器、お守り、オーブに分けて買い物上手に。1ブースは食事を楽しむ。

・グループアクションをして、みんなでわいわいとお祭りを満喫する。

・ひたすら武器を買い占める。

・特殊ブースのみに入り浸る。

・フードファイトに明け暮れる。

・同人誌を大人買いする。

・魔物をたくさん買ってもふもふ。

などなど、35ブースありますので、いろんな組み合わせ方があることでしょう。

なお、詳しくは、カタログの「☆全体の注意書き」を読んで頂きたいのですが、
今回のマギケットのアイテムは基本的にすべて「世界限定」なのにご注意ください。
どれか1つだけ、「世界共通」としてお持ち帰りできます。
*エル・オーブ/カプセルモンスターなど基本的に世界限定となっているアイテムは、「世界共通」にはできません。

それと今回、「アイテム作成」は禁止となります。
「アイテム作成」技能をお持ちのPCさんであっても禁止となります。
なぜなら、第2回にて、アイテム開発をやって頂く予定だからです。
基本的に第1回は「お客さんとしてお祭りを楽しむ」仕様のシナリオとなります。

また、「既存ブースの手伝い」も基本的に禁止となります。
「既存ブースの手伝い」については、第2回の「募集案内」の「解説」で詳しくご紹介いたします。
ただし、第1回は、「風紀委員会ブース」のみ、ブースの性質上、ブース運営の手伝いができます。

では、カタログをじっくりと読み込んだ上、お祭りをお楽しみくださいね。

<当日の流れ>

午前8時:サークル参加者入場

午前9時:マギケット開場(一般参加者入場)

午後5時:マギケット閉場(一般参加者退場)

午後6時まで:マギケットの後片付け(サークル参加者退場)


<当日の状況>

場所:マギ・ジス・ビックリサイト(大手展示会場)で開催
(3階建ての巨大イベントホール)

季節:春(会場となるマギ・ジスは常に春)

天気:快晴

気温:20℃

サークル参加数:1日につき5,000ブース(PCの皆さんが参加できるブースは35ブースまでの仕様)

一般入場者:1日につき1万人から2万人程度

開催期間:3日間(第1回は初日、第2回は二日目、第3回は三日目)

混雑状況:人気イベントなので混んでいるが、ぎゅうぎゅう詰めのおしくらまんじゅう程度ではない。
(通行や買い物に支障はない程度)

【予想されるQ&A】*担当マスターの都合により、『青の扉』の世界紹介チャットの開催が難しくなりました。今後は、【予想されるQ&A】という新コーナーを設置して、皆さまが疑問に思われると予想される箇所に、あらかじめ回答させて頂きます。

Q1:今回は全3回あるようですが、全3回通しでひたすら一般参加(買い物)してもいいですか?

A1:第1回はもちろんOK。第2回はサークル参加以外にも、第1回を繰り返す一般参加もできます。ですが、第3回は、一般参加もサークル参加もできない仕様となります。詳しくは第3回で説明しますが、第3回のみ、スタンプラリー参加しかできません。

Q2:エル・オーブがたくさん出ていますね。複数のエル・オーブを購入しても、仕様的に問題はないですか?

A2:はい。エル・オーブの種類の購入数に制限はありません。しかし、エル・オーブは高価なアイテムであり、高額ですので、マギンの残高にお気を付けください。

Q3:フードセクションで買い物と食事を楽しみたいです。お持ち帰り用のアイテムも欲しい場合、食事用とお持ち帰り用に2つ購入する必要はありますか?

A3:いいえ。1つ購入して頂ければ、食事用とお持ち帰り用のどちらにも適用となります。

Q4:寄れるブースが4つまで、ということは、購入できるアイテムが4つまで、ということですか?

A4:いいえ、そうとは限りません。1つのブースで複数のアイテムが販売されていて、それらを購入する条件がそろっていれば、1つのブース内にて複数のアイテムが購入できます。また、結果的に入手アイテム数が多数になることもあるでしょうが、今回はアイテム・フィーバーを楽しんで頂くシナリオとしても考えています。

Q5:今回の第1回のシナリオで、取材をすることや、アイテムの試し切りで戦闘したりなど、一般参加(買い物)以外の「アクション」も取れますか?

A5:【アクション案内】y2.その他を選択し、取りたい「アクション」をご入力ください。ただ、制作者側としては、せっかく35ブースも作り込んで来たわけですから、なるべくなら素直に一般参加(買い物)をしてくださる方がうれしいです。

Q6:今回のシナリオで、アイテムの譲渡はできますか? 例えば、私はPCを2人分持っています。1人のPCが買ったアイテムをもう1人のPCにすべて譲渡したいのですが、できますか?

A6:同一シナリオにて、譲渡関係のPC同士が同時参加している場合、今回購入するアイテムの譲渡は可能です。ですが、同一シナリオに参加していないPCに対しては、アイテムの譲渡ができません。また、過去シナリオで入手したアイテムの譲渡もできません。なお、アイテムの譲渡は、同一背後のPC同士に限りません。背後のPLさんたちが異なる場合でも、あらかじめ「掲示板」などで打ち合わせておけば、「グループアクション」として譲渡関係を認めます。

Q7:今回のアイテム販売、「世界限定」が多いようですね? 「世界共通」が「購入したアイテムの中から1つまで」なのは何か理由があってのことですか?

A7:企画当初では、「世界共通」のアイテムもたくさん並べたいとは思っていました。ですが、運営部と相談したところ、『「世界共通」のアイテムが一度にたくさん増えすぎるのは、管理の面からして好ましくない』とのことです。ですので、「世界共通」は1つまでOK、残りの入手したアイテムは全て「世界限定」にさせて頂きました。ご了承ください。

Q8:残念ながら、今回、色々と忙しいので、シナリオへ参加ができません。今後もアイテム販売の似たようなイベントは開催されますか?

A8:大丈夫です。アイテム販売のイベントは、私の世界(マギ・ジスタン世界)では、今後も予定しています。(正確な開催時期は未定ですので、なるべくなら今回のイベントでアイテム補充をやっておくことをお勧めします)

Q9:けっこう、色んなアイテムが売っていますね。強そうなやつとか、高価なやつとか、いろいろありますが・・・。これは何かの前触れですか?

A9:マギケットのシナリオ以後、新シナリオにて、聖アスラ学院の風紀委員会で事件が起こる予定です。また、その後もダンジョンに潜る冒険シナリオなども考えています。ぜひ今のうちにPCを強化し、強敵や探索に向けて、備えておきましょう!

【参考イメージ】注意:写真は飽くまでイメージです。実物の商品・実際のサービスとは異なることもございますので、あらかじめご了承ください。


【マギ・ジス・ビックリサイト】

解説:マギ・ジス・ビックリサイトでは、ほぼ毎日、何かしらのイベントが開催されています。当イベント、マギケットは、マギ・ジス(広くはマギ・ジスタン)のマニアックな住人たちが毎年、楽しみにしているビッグイベントです。そして、超ビッグな会場の規模に相応しく、マギ・ジス国内でも最大規模の熱い展示即売会が繰り広げられます。春一番の熱いイベントへ、ぜひ皆様もご参加ください!(マギ・ジスはいつも春の国ですので、春一番です!!)

【お祭りのブースいろいろ】

解説:マギケットのブースには、武器、お守り、オーブ、フード、同人誌、魔物、その他と、様々なお店が存在しています。全7セクションに全35ブースをあなたは遊び尽くすことができるでしょうか? ぜひ色んなブースに足を運び、ライフハックな一日をご満喫ください。ブースでは、マギ・ジスタンでお馴染みのNPCたちが皆さんをお待ちしております。

【ブースカタログ】

解説:おや? 参考写真のモデルさんは、何をそんなに夢中に読んでいるのでしょう? もちろん、マギケットのブースカタログですね! ブースカタログには、あらゆるブース情報が超満載ですので、なかなか一気に読み終えられないことでしょう。ブースは5,000ブースありますので、ゲームの中の住人たちは、5,000ブース分のカタログを読んでいることになります。PLの皆さんは、リアルの人なので、ゲームの仕様というお約束上、厳選された35ブースの観覧となります。ですが、35ブースもあれば、展示即売会参加のロールプレイには必要十分! ぜひ、展示即売会へ本当に参加するつもりで、PLの皆さんもなりきってみてください!

【アクション案内】

y1.マギケットへ一般参加する
y2.その他

補足:サークル参加は第2回のみ可能です。スタンプラリー参加は第3回のみ可能です。
補足2:このシナリオはシリーズですが、第1回不参加の場合でも、第2回に参加することはできます。逆に第1回に参加して、第2回には参加しないこともできます。
補足3:第3回は、第1回もしくは第2回に参加したPCしか参加できない仕様となります。第3回へ出る予定の方は、第1回か第2回のどちらかに参加しておきましょう。

【マスターより】

まずは、大変お久しぶりとなります。今年の3月に、バウムサイトの広報活動を行うため、一時休止してから、半年近くの時間が経過しました。この半年の間、本業の仕事も忙しい中、バウムサイトの宣伝も、スタッフの皆さんと共にがんばっておりました。しかし、本業があっても、宣伝活動をやっていても、新しいシナリオどうしよう? とかよく考えていたので、僕って、レーゾン・デートルがゲームマスターなのかもしれません。なんだかんだ言っても、僕はお話を書くことが大変に好きですし、ゲーム大好き人間ですから、ゲームマスター復帰が出来てよかったと思います。また、こうして皆さんと一緒にシナリオを通して交流もできるわけですから。さて、今回のシナリオは、展示即売会へ参加するお話となります。皆さんは展示即売会へ実際に行ったことはありますか? 今回は皆さんと共に即売会のロールプレイを楽しみたいと思っています。ぜひ、僕が丹精を込めて作ったカタログをお手に取り、奮ってご参加ください!