ゲームマスター:夜神鉱刃
【シナリオ参加募集案内】(第1回/全2回)
スノウは、学校へ出かける前、いつも必ずメールチェックをして規則正しい一日に臨むのである。 「あら? 懐かしい人からメールが来ているわね?」 カチ、カチ、クリック! メールを開けてみると……。 *** スノウへ お久しぶり! サクラです! 私がイースタへ引っ越してからしばらく経ちますね。 イースタ大学での留学は楽しくやっています。 スノウも聖アスラ学院の方で楽しくやっていますか? 私は現在、イースタ大学で異文化交流委員会の委員長を務めています。 委員会の長ともなると、毎日、やることがたくさんあって大変です。 専攻も国際関係論という学際分野なので、勉学の方も色々と学ぶことがあり忙しくしています。 スノウの方も風紀委員長をやっているのですよね? 前に会ったのは、このまえの新年祭のときでしょうか。 本当に、大学に入ってから、お互いに多忙になり、親戚だというのに疎遠になりがちです。 さて、前置きが長くなりましたが、本題に入りましょう。 現在、私たち異文化交流委員会は各国の大学の学生たちと異文化交流をしています。 具体的には、異国の大学の委員会やクラブ活動の学生グループに呼び掛け、イースタまで来ていただき、イースタの異文化を実地でご紹介しています。 このまえは、ノーザンランド大学の学生たちと異文化交流をしました。 そのまえは、フレイマーズ大学の学生たちとも交流しましたね。 今回、スノウにお願いしたいのは、聖アスラ学院との異文化交流です。 スノウは風紀委員会を率いているとのことですが、聖アスラ学院風紀委員会の学生たちとうちの学生たちで異文化交流はできますでしょうか? もっとも、風紀委員会はお忙しいでしょうし、何より、学校の風紀を守る厳しいお仕事でしょうから、すぐに、とは言いません。 ですが、そろそろ大学は春休みになります。 春休みの都合の良い日に、一泊二日の予定で、風紀委員会の皆さんでイースタへお越し頂けませんか? 初日は、寿司屋、海浜記念公園、お土産屋の観光を予定しています。 二日目は、東洋魔術の戦闘演習(交流試合)を予定しています。 良いお返事をお待ちしております。 サクラ・ブロッサムより *** 「ふうむ……。異文化交流……。悪くはない話ね。しかし、風紀委員会のメンバーたちとも相談しないといけないから、さっそく会議にかけましょう!」 スノウは今日の放課後、部室で本件の会議をすることに決めた。 *** 一方、副委員長コーテス・ローゼンベルク(NPC)は……。 ぴこ、ぴこ、どかーん! どか、どか、どかーん!! ネトゲ廃人になる勢いで、オンラインゲームにはまっていた。 実はコーテス、土日の全てをゲームに費やしてしまったらしい。 気が付けば、月曜の午前だった。 「はっ!? しまった!! 今日は……学校じゃないか!! 今さっきまで……金曜の夕方だと思ったのに……僕は、トワイライトゾーンにでも……呑まれてしまったのだろうか!?」 ちなみにコーテスがプレイしているゲームは「トワイライトに散るフロンティア」という某有名オンラインゲームだそうだ。 しかし、画面上の同志たちは、コーテスにもっと遊ぼうぜ、と呼びかけて来る。 ???「おーい! コーテス!! どうした!! 新しいダンジョン行こうぜ!!」 コーテス「トムロウ君、ごめん! 今日、学校なんだ! そろそろ行かないと!!」 トムロウ「おう、そういや俺も学校だぜ! 午後からだけどな! そうか、わりいな、引きとめて」 コーテスがログアウトしようか、としていたとき……。 トムロウ「おっと、切る前にひとついいか? 例の件、忘れてないよな?」 コーテス「うん! 『秘密の大作戦』だね!」 トムロウ「おう! アレだぜ、同志よ! では、再見(さらば!)」 コーテス「うん、アレだね、同志よ! では、アデュー(さらば!)」 さて、アレとか、「秘密の大作戦」とは、何のことだろうか? 話は、昨日の夜に遡(さかのぼ)る……。 実はコーテス、ゲームの腕はかなりの強者だ。 ゲーム内で、おれ、TUEEEEEEEEEEE、と無双していた。 そこに、何者かが乱入。 そして、そいつも、TUEEEEEEEEEEE、なのだ! 二人はさっそくゲームで決闘することになったが、熱いバトルの末、引き分けた。 で、その後、飲もうぜ、兄弟! って、ことになり、コーテスとトムロウは親睦を深めたのだ。 親睦を深める最中、二人は身分を明かして、男の友情を分かち合ったのだ。 トムロウ「実はよ、今度の春休み、俺のところの異文化交流委員会でよ、おまえんところの大学と異文化交流するみたいなんだ」 コーテス「そうなんだ? で、交流先は?」 トムロウ「風紀委員会って、ところが予定なんだが、知ってる?」 コーテス「それ、僕の所属先! ちなみに、副委員長やっているんだ!」 トムロウ「マジか! じゃあ、近いうちに俺ら、リアルでも会うんじゃね?」 コーテス「そうなんだ! いやっほー!!」 トムロウ「ところで、同志よ、萌えは好きか?」 コーテス「もちろん!」 トムロウ「ならば、作戦がある!」 コーテス「なにそれ? 食えるの?」 トムロウ「異文化交流委員会は、当日、委員長と副委員長(俺のことね)で別れて二班で行動することになっている。俺は、毎回、各国の同志を集めて、萌えツアーをやっているんだ!」 コーテス「すごいね!」 トムロウ「うむ。しかし、諸般の都合上、ツアーは普通のツアーということになっているが、中身は、萌えだ! ひたすら萌えだ!!」 コーテス「萌え!? どんな?」 トムロウ「ゲイシャ喫茶に行ったり、ゲーセンでゲーム大会したり、電気街で萌えグッズを買ったり、と男の浪漫溢れる旅を演出しているのさ!」 コーテス「いいね、それ!!」 トムロウ「よし、同志よ。ならば、今回のパートナーはおまえにしよう。ぜひ俺と一緒に『秘密の大作戦』を決行しよう!」 コーテス「ラジャ!!」 *** そして、放課後……。 スノウは風紀委員会のメンバーを集めて、会議を開くことにした。 「さて、皆さん、そろったみたいなので、今から、臨時会議を開きます。本日の会議の議題は、イースタ大学との異文化交流です……」 スノウは、今朝のサクラからのメールの趣旨を皆に淡々と伝えるのであった。 風紀委員会のメンバーたちは、皆、興味深そうに国際交流の話を聞いていた。 ちなみに、本日の書記は、委員会とも顔なじみであるフランス令嬢のアンナ・ラクシミリア(PC0046)だ。彼女は、スノウの話を聴くことに集中し、パソコンで黙々と議事録を取っていた。 (なるほどですわね……。サクラさんは、スノウさんの従姉妹(サクラさんの方がひとつ年下)で、イースタ大学異文化交流委員会委員長……。一泊二日の予定で、初日は、寿司屋、海浜記念公園、お土産屋を観光して……二日目は、大学の方で東洋魔術の戦闘演習、と……) アンナの几帳面さは、掃除のとき以外にも、こうしてノートを取るときにも役立っているようだ。聖アスラ学院高等部でも、アンナは優等生で、友達からノートを貸して欲しい、と頼まれることもよくあるらしい。 一方、コーテスは……。 (うへへ、萌え♪ 萌え〜!! イースタで萌え、萌え☆ミ) 怪しい表情で、よだれを垂らしながら、浮かれているではないか! (ムム!! コーテス、怪しいデース!!) 友人の奇行にそれとなく気が付いたのは、同じく委員会顔なじみのジュディ・バーガー(PC0032)である。ジュディはもともとアメリカンなので、異文化交流の話は興味深くふんふんと聞いていたが、隣に座っている友人の怪しさには目を疑うばかりだったようだ。 ところでこの会議、反対者はひとりも出なかった。 なので、スノウがまとめに入る。 「……そういうわけですので、会議は満場一致にて賛成ということで……。春休みを利用して、イースタへ修学旅行に行きます! なお、留守中の一泊二日ですが、その日程に関しては、顧問の先生と風紀委員会の院生メンバーの数人に学院にいてくださるようお願いしてみます。大丈夫です、風紀委員会で修学旅行などへ行く場合はいつもそうしていますので。しかし、皆さん、いいですか? これはただの観光ではなく、修学をする旅行ですよ? イースタの異文化や東洋魔術を学ぶ目的で我々は行くわけですから、決してハメを外して遊び過ぎないようにね!」 スノウがそうまとめて、最後に釘をさすと……。 会議の最中、何かに浮かれていたが、ぎくり、とした人物がひとりいた。 (え? 遊びに行くんじゃないの? 修学だって? ハメを外すなだって? ぎくり!!) コーテスは、背筋を伸ばし、よだれを拭き取り、座り直そうとしたが……。 がくり、と椅子を倒して、落ちてしまった! 「ヘイ、コーテス!! アー・ユー・オーケー?(大丈夫?)」 「ハハハ、ジュディさん……。アイム・ファイン・サンキャー(大丈夫です!!)」 (ムム!! やはり怪しいデース!! コーテスはフェイスがエロいデース!! 何かいやらしいフィーリングがシマース!!) ともかく、コーテスは、ジュディに助けられ、起き上がり、席を座り直した。 「で、コーテス……。話はちゃんと聞いていたわよね?」 スノウは射るようにコーテスをにらむ。 「はい、もちろん……。イースタで、萌え……じゃなくて、観光と東洋魔術演習……ですよね?」 「は? 萌え? ……まあ、いいわ。そう、観光と東洋魔術演習。ちなみに、コーテスにも役割があるわ。当日、二班に分かれて行動するの。それで、私はサクラと組んで観光チームを率いるから、コーテスはあちらの副委員長であるトムロウ・モエギガオカさんと組んで観光チームのリーダーをやって欲しいの。いいかしら?」 「はい、もちろんです、スノウ委員長!! トムロウ君と……組んで観光します!!」 「え? トムロウ君? 知り合いなの?」 (はっ、しまった!!) 「いいえ、知りません! トムロウさんと組んで……当日、がんばります!!」 (しっかし、コーテス……怪しいデース!!) ジュディは怪しそうな表情で、委員長たちのやり取りを聞いていた。 それと……、とスノウはアンナとジュディに向き直る。 「ところで、アンナさんとジュディさんにも頼みたいことがあるわ。風紀委員のそれぞれにも都合があるでしょうから、どうしても修学旅行に行けない人も出て来ると思うわ。それで、補欠のメンバーを足そうと思うの。だけれど、全く知らない人を連れて行くわけにもいかないので……。ワスプや現代魔術研究所などの友人・知人にも声をかけておいてくれるかしら? たぶん、数人分なら、枠を空けられるわよ! ちなみにアンナさんとジュディさんは正規の風紀委員ではないので、参加は強制できないけれど、もしよかったら、参加してね」 「了解ですわ! わたくしが呼びかけておきますわ!」 「ジュディも呼びかけヘルプしマース!! お任せデース!!」 ともかく、会議は解散。 こうして、春休みのとある一泊二日に、イースタで修学旅行が決まったのである。 さて、波乱の幕開けが期待されるイースタ旅行……。 スノウたちは無事に修学旅行を終えられるのだろうか? コーテスたちの「秘密の大作戦」は成功するのだろうか? |
【解説】
今回のシナリオは、極東の島国イースタに位置するイースタ大学異文化交流委員会の学生たちと国際交流を楽しむイベントシナリオです。 今回、皆さんが取れる選択肢は、基本的にスノウ&サクラについて行くか、コーテス&トムロウについて行くか、のどちらかとなります。 スノウ&サクラ組は、真面目に異文化交流をします。主にイースタの歴史や文化を学ぶ観光ツアーとなります。 コーテス&トムロウ組は、割と不真面目な異文化交流をします。主にオタク文化や男の文化からイースタを学ぶ観光ツアーとなります。 また、この2つのツアーは、登場するレストランやショップなどが全然違います。 一応、どちらも何かしらの手段で参加できるシナリオになっていますので、お好きな方をどうぞ。 それと、このシナリオは、聖アスラ学院風紀委員会とイースタ大学異文化交流委員会の国際交流というお話ですが、聖アスラ学院の学院生や風紀委員以外のPCさんも参加できる仕様となっています。ワスプ所属や現代魔術研究所所属のPCさんたちは、何かしら理由をこしらえて、当シナリオへご参加ください。 なお、シナリオの難易度は「易しい」レベルなので、あまり難しいことは考えずに、異文化交流のイベントを気軽に楽しめる仕様となっています。(よほど悪いことをしない限り、失敗判定やゲームオーバーにはなりません) *第2回は、「東洋魔術演習編」となります。第2回では、イースタ大学の皆さんと対戦をして東洋魔術を学ぶ戦闘シナリオとなる予定です。 <当日の流れ> 1.午前10時に聖アスラ学院大学部校門前に集合。聖アスラ学院地区の転送装置からイースタ大陸・イースタ大学地区の転送装置まで移動。 (移動手段は海路や空路ではなく、次元転送) 2.午前10時半にイースタ大学校門前に集合。サクラやトムロウといった異文化交流委員会のメンバーがお出迎え。 3.午前11時から観光開始。 4.スノウ&サクラ組あるいはコーテス&トムロウ組を選択。 5A.<スノウ&サクラ組> ●午前11時半 イースタの和食職人地区へ移動。高級寿司屋「あけぼの」で食事。 ・「あけぼの」とは? →和食職人地区の中でも有名で美味しい寿司屋。外観は3階建ての和風屋敷で広い。異文化交流の際にはよく使われる地元の名店。 ・本日のメニューは? →「あけぼの」のランチメニューを次の3つから選択。ドリンクは緑茶が無料でサービス。(参加者全員に学割(以下の値段で提供)があります) ・Aランチ 握り寿司10貫セット(中身はお好きなものをどうぞ)1500マギン ・Bランチ チラシ寿司(中身はカニ、ウニ、イクラ、サーモン、大トロ)2000マギン ・Cランチ あけぼのスペシャル(力士が食べることを想定された握り寿司&チラシ寿司の超特盛)3000マギン ●午後1時頃 イースタの海浜記念公園地区へ移動。海浜記念公園で歴史を満喫。 ・海浜記念公園とは? →かつて後期近代以前、クレサント大陸(マギ・ジス、フレイマーズ、ハイランダーズ、ノーザンランド、サウザンランド)とイースタ大陸(イースタ)が「神の見えざる壁」によって分断されていた時代があった。その壁は、謎の魔術結界で大陸を遮り、何者も渡ることや破壊することができなかった。しかし、後期近代以降、クレサント大陸の人間たちが研究に研究を重ね、壁を撃破し、崩壊。(一説では、人間の手によるものではなく、最終的に神が壁を崩壊させたという説もある)そして、クレサント大陸の人々は航海によりイースタ大陸を発見し、交流が開始された。なお、この壁は、現在では壊れているが、その壊れた魔術結界の残骸が空中にそのまま保存されていることから、「記念」すべき公園なのである。 ・海浜記念公園はどんなところ? →この公園はとても広くて巨大スポーツスタジアム1つ分ぐらいの面積がある。公園はきれいな海側に面していて、木々や花々など植物が生い茂っている。歴史的スポットなだけあり、公園内のあらゆるところに、イースタに関する記念碑が立っているので、興味がある人は探してみよう。(アクションで「発見」(創作)してくれてもいいです) ・海浜公園でできることは? →公園ではのびのびしても良し、NPCや他のPCたちと交流しても良し、「壁」や「記念碑」巡りをするのも良し、屋台を見つけて飲食や遊びも良し、自由行動。 ・入場料などは必要? →入場は無料。公園内で屋台に寄る場合や、遊ぶ物(フリスビー、ボートなど)を借りる場合は、マギンを少し消費。 (屋台や遊び道具はデータを作っていませんので、「アクション」入力の際はPL様の方で創るようにお願いします) ●午後4時頃 イースタの東洋土産地区へ移動。お土産屋「万華鏡」で買い物。 ・お土産屋「万華鏡」とは? →東洋土産地区に位置する有名なお土産屋さん。東洋文化に関するお土産が色々と売られている。(シナリオ仕様の都合上、今回は3つの中からお土産を1つ選択) ・どんなお土産がある? ・お土産A 「抹茶お香セット」 2000マギン 効果:抹茶の香りと味がする高級なお線香。お香の煙に触れると、じわじわと魔力が回復。なお、このお香は「次元を超える」ので、精神体や思念体であっても効果がある。また、異世界でもほぼそのままの性能で使える世界共通品。1回きりの消耗品ではないが、使用は1回分のシナリオで1回まで。 ・お土産B 「ミガワリボサツ」 5000マギン 効果:イースタでよく見かけるお地蔵様のミニチュア版。このお地蔵様を持っていると、1回分の戦闘不能を代わりに受けてくれる。復活時は菩薩様の力で体力が全快となる。使用回数は、1回分のシナリオで1回まで。世界共通アイテムではあるが、「仏」という概念が存在しない世界では使用不可。 ・お土産C 「陰陽のエル・オーブ」 2、5000マギン 魔法のオーブ(たまゆら)。 手の平サイズの小さなオーブを天に掲げて放り投げると、魔術系の戦闘衣装に変身できる。 変身すると、光と闇の魔術スキルを以下の通りに使用することができる。ちなみに、エル・オーブの「エル」とは、エレメンタル(Elemental)=四大元素の霊の略称。 1.月光浴 闇夜と月光を人工的に発生させて、仲間全員に神秘の光を浴びせる。月光を浴びた仲間全員の体力&魔力(HP&MP)が回復。回復値は、術使用者の魔術的能力に比例する。しかし、高度な回復魔術のスキルなので、術使用者の魔力消耗は基本的に激しい。 2.運命の大選択 光と闇で創造された運命のルーレットを召喚。ルーレットが回転すると、シナリオのMAP内にいる全員(使用者含む)をターゲットにして、ランダムで戦闘不能に追い込む。(ただし、シナリオ内に登場する敵ボスには無効)いわゆるMAP兵器。1回分のシナリオで使用できる回数は10回まで。 *衣装のデザイン詳細は、ご購入されたPL様が自由に決めることができます。 基本デザインは・・・ 女性用は巫女風。 男性用は陰陽師風。 その他性別は、マントなど自由選択。 *使用可能な世界:マギ・ジスタン世界限定 *陰陽のエル・オーブは、他のエル・オーブを所有している方でも購入できます。 ●午後6時 本日は解散。 各自、イースタ大学学生寮の宿舎(ゲストルーム)で泊まる。1人(1PC)1部屋が与えられる。男性PCは男子寮。女性PCは女子寮。その他性別PCは、その他寮。 *基本的に当シナリオは、上記のお土産まで「リアクション」描写となります。解散後の行動も入力したい方は、簡潔にどうぞ。 (全て描写される保証はありませんので、ご了承ください) *翌日は、イースタ大学のスポーツ施設で、戦闘演習となる予定。(早めに休むことを推奨) 5B.<コーテス&トムロウ組> ●午前11時半 イースタの電気街地区へ移動。ゲイシャ喫茶「蜂蜜檸檬」(はちみつれもん)で食事。 ・ゲイシャ喫茶「蜂蜜檸檬」とは? →ゲイシャ喫茶とは、ゲイシャ姿の若くて萌えな女の子たちが接客してくれる喫茶店。決して、風俗店ではない!(BYトムロウ)電気街地区では、ゲイシャ喫茶がたくさんあるが、「蜂蜜檸檬」は、ゲイシャ喫茶ビジネス黎明期からある老舗。店舗は萌えな和風お城をイメージした男の牙城。 ・本日のメニューは? →「蜂蜜檸檬」のランチメニューを次の3つから選択。ドリンクは麦茶が無料でサービス。(参加者全員に学割(以下の値段で提供)があります) ・Aランチ ゲイシャさんめぎめぎおにぎり 1000マギン 説明:ゲイシャガールがその場でにぎってくれるポテトチップス味のおにぎり。 ・Bランチ ゲイシャさんオムライス 2000マギン 説明:ゲイシャガールがオムレツ部分に絵や文字を書いてくれる特製オムライス。 ・Cランチ ゲイシャさんスペシャル 3000マギン 説明:ゲイシャ喫茶特製の超大盛り味噌ラーメン。通常のラーメン5倍分の大きさ。全て食べ切るとサイン色紙で自分の名前を店に残せる。 ●午後1時頃 引き続き、電気街地区に留まる。ゲームセンター「電光石火」でゲーム大会(異文化交流)をする。 ・ゲーセン「電光石火」とは? →イースタの電気街にある古参の巨大ゲームセンター。建物は5階建てで、中身は電子空間のようなサイバーパンク系の造り。ゲームは文化! ゲームは歴史!(BYトムロウ) ・ゲーム大会とは? →ゲームを愛好する同志たちで凌ぎを削る熱い戦い。本日の対戦ゲームは、パズルゲーム「うにうに7」。ちなみに「うにうに7」とは、イースタで昔から流行っている伝統的なパズルゲーム。「7」とタイトルに付くのは、7段階進化した最新版であるから。「うにうに」の「うに」とは、海産物のうにに似た7色のモンスター。このゲームは、同じ色の「うにうに」たちを集めて、連鎖して消して行くゲーム。なお「うにうに」は対戦相手を倒すか、ステージクリアすると、美少女キャラの萌えな姿が、うふんと出て来るギャルゲーでもある。決して18禁ゲームではない!(BYトムロウ) ・「うにうに7」のプレイ方法とは? →まず、1対1のPL対戦になるので、対戦するペアを決める。勝敗は、普通のパズルゲームと同じで、自分の枠の中が「うにうに」でいっぱいになって詰まったら負け。逆に対戦相手が先に詰まると自分の勝利。「うにうに」たちをたくさん連鎖して消すと、相手の枠内に連鎖した分の「うにうに」たちを降らすことができる。いかに効果的に自分の「うにうに」たちを消していくかが勝敗を分ける。参加者全員でトーナメント戦となる。 →このゲームは、疑似パズルゲームです。(PBWのシステム上、本物のパズルゲームを創るのは無理なので・・・)パズルゲームで出て来る必殺技を「アクション」に入力して、パズゲーのゲーマーになりきってください。例、パーツ(うにうに)の入れ替え、連鎖攻撃、高速で単発連鎖、お助けアイテム、自爆などなど。 ・入場料は必要? →ゲーセンへの入場料は無料。「うにうに7」は1プレイにつき100マギン消費。 ・優勝するとどうなる? →対戦に優勝した者は、「うにうに7チャンピオン」の称号が与えられます。 ●午後4時頃 引き続き、電気街地区に留まる。総合電気屋「モエジマデンキ」でお土産を買う。 ・モエジマデンキとは? →イースタの電気街に昔からある伝統的な電気屋。現在は、「総合」と名前が付くだけあって、電化製品以外にも、萌えグッズとか色々な物が売っている巨大デパート。モエジマデンキは外国人にも大人気で、クレサント大陸からのお客さんたちが爆買いしたりもする。萌えは、文化! 萌えは、歴史!(BYトムロウ) ・どんなお土産がある? →モエジマデンキが誇る3つの萌えグッズの中からどれか1つを選択。(システムの仕様上) ・お土産A 『ゲイシャガール水着コレクション』5000マギン 説明:電気街地区のゲイシャ喫茶のゲイシャさんたちが水着で登場する写真集。ゲイシャ喫茶好きなオタクたちに人気の萌え書。 効果:相手が男(ゲイなどである場合は不可)であれば、この本を見せることで、敵・味方、どちらも鼻血ブーにできる。状態異常の程度は相手のスケベさに比例。世界限定アイテム。 ・お土産B 『マギ・ジスタン萌え萌え大戦』1万マギン 説明:マギ・ジスタン世界全土を巡って、覇権を争う萌えな武将たちによる架空の戦争ゲーム。ゲームのジャンルは、シミュレーションRPG。パソコンでプレイすることができる。いわゆるギャルゲー。このゲームは本年度の萌え萌えゲームアワードを金賞で受賞している名作。 効果:このゲームを所有していると、マギ・ジスタンのゲーマーやオタクたちから愛好の眼差しを受けることができる。ゲーマーはみんな友達!世界限定アイテム。 ・お土産C 『リアル魔法少女人形』2万マギン 説明:人気アニメ『魔法少女レヴィ』の人気ヒロインたちを東洋人の精巧な技術と執念で再現したミニチュア人形。まるで魂が宿っているかのような、ぞっとするほどの完成度を誇る逸品。世界限定アイテム。 ヒロイン選択:レヴィ、サニー、ファン、エメラルド。 参考:過去シナリオ「レヴィゼル教会公園の新年祭に参加しよう!」で『魔法少女レヴィ』の劇場版が放映されました。「リアクション」の「アンナの新年祭」に詳しく出ています。 参考URL: http://baumsite.main.jp/etc/y_yagami/y_ev/y_ev1.html#2 効果:呪いの人形でもある。この人形を持って呪うと、敵に状態異常「萌え」を与えることで、しばらく動けなくすることができる。1回分のシナリオで1回まで使用可能。世界限定アイテム。 ●午後6時 本日は解散。 各自、イースタ大学学生寮の宿舎(ゲストルーム)で泊まる。1人(1PC)1部屋が与えられる。男性PCは男子寮。女性PCは女子寮。その他性別PCは、その他寮。 *基本的に当シナリオは、上記のお土産まで「リアクション」描写となります。解散後の行動も入力したい方は、簡潔にどうぞ。 (全て描写される保証はありませんので、ご了承ください) *翌日は、イースタ大学のスポーツ施設で、戦闘演習となる予定。(早めに休むことを推奨) <当日の状況> ・春休みのイベントなので、季節は春。(イースタには四季がある) ・天気は一日中、快晴。 ・気温は、20℃。 ・春休み中であり、人気スポットでの観光なので、どちらの組のルートを選択しても、まあまあ混んでいる。 <主な仲間NPC情報> ●スノウ・ブロッサム ・・・聖アスラ学院風紀委員会委員長。大学部3回生。専攻は、マギ・ジス文学。魔術系統は主に攻撃魔術が得意。性格は真面目だが、委員長なのでややきつい一面もある。人種はマギ・ジス人。(祖父母の出身はノーザンランド)外見はメガネ美人だが、やっぱりちょいときつそう。 ●サクラ・ブロッサム ・・・イースタ大学異文化交流委員会委員長。大学部2回生。専攻は、国際関係論。忍術を使う東洋魔術師。性格は、おおらかで、ややのんびりしている一面もある。ちなみにスノウとは従姉妹。父親がマギ・ジス人で、母親がイースタ人の混血人種。外見は、黒髪で東洋西洋半々の美少女。 ●コーテス・ローゼンベルク ・・・聖アスラ学院風紀委員会副委員長。大学部2回生。専攻は、歴史学。魔術系統は、主に補助・回復魔術が得意。性格はボケているが、意外としっかりしている。人種は、ハイランダーズ人で、聖アスラ学院へ留学に来ている。外見はスパイクの赤髪が目立ち、背も高いが、のろのろしている。 ●トムロウ・モエギガオカ ・・・イースタ大学異文化交流委員会副委員長。大学部2回生。専攻は、情報科学。魔術系統は、「オタクマスター」とも言われる「萌え魔導師」。性格はかなりおバカで大ざっぱだが、友達思いの熱い奴でもある。人種は生粋のイースタ人。外見は、イケメンの東洋人だが、超オタクなので、色々と損をしている残念系。 |
【参考イメージ】注意:写真は飽くまでイメージです。実物の商品・実際のサービスとは異なることもございますので、あらかじめご了承ください。
【マギ・ジスタン世界地図】 ![]() 解説:イースタは、イースタ大陸という極東の島国にあります。参考写真の世界地図は、現代マギ・ジスタン世界の地図です。後期近代以前の昔のマギ・ジスタン世界は、「神の見えざる壁」が両大陸間にありました。当時、クレサント大陸とイースタ大陸は魔術結界によって分断されていたので、交流することができなかったのです。両方の大陸に交流が生まれたのは、後期近代(現代)でありますので、割と最近の出来事です。 【電脳国家イースタ】 ![]() 解説:イースタは、マギ・ジスタン世界でも、割と最近、クレサント大陸の人々に知れ渡った新参者の国家です。しかも、時系列でこの国に歴史があったのかどうかも疑わしく、異次元を浮遊する電脳国家である、という説もあるぐらいです。さすがに電脳国家なだけあり、この国は、IT技術やネットワーク・メディアが世界のトップです。小さな島国ですが、伝統的な東洋魔術から最先端の科学技術まであらゆるステータスを備えたハイレベル国家です。 【寿司屋あけぼの】 ![]() 解説:スノウ&サクラルートでは、高級寿司屋のあけぼので昼食を食べます。あけぼのでは、自慢のうまうま寿司の数々がご登場! 参考写真は、当店のにぎり寿司ですが、味も鮮度もおまけに値段も抜群! イースタで観光するなら、一度は食べに行ってみたいお寿司屋さんです。 【電気街地区】 ![]() 解説:コーテス&トムロウルートでは、まず電気街へ行きます。しかも、最後まで電気街にいます。そう、電気街とは、すなわちオタクの巣窟! 参考写真では、モエジマデンキを始めとする、電気ショップのビルが街に並んでいます。イースタで電化製品や萌えグッズを大人買いするなら、ぜひ電気街へ! |
【アクション案内】
y1.スノウ&サクラと一緒に楽しく異文化交流をする(全てのPCが選択可能) y2.コーテス&トムロウの「秘密の大作戦」をお助けする(男性PCのみ選択可能) y3.コーテス&トムロウの「秘密の大作戦」を追跡もしくは妨害する(男性PC以外が選択可能) y4.その他 |
補足:当シナリオは、全2回分となります。第1回がイベントシナリオで第2回が戦闘シナリオとなりますが、どちらかだけの参加でもかまいません。また、第1回に参加していない場合でも、第2回から参加することもできます。
【マスターより】
年末年始にお休みを頂き、お久しぶりの登場となる夜神です。しかも、1月10日にシナリオ(募集案内)公開予定でしたが、こちらの所用や体調のせいで、1週間遅れの公開になり、新年早々、申し訳ないです。 さて、気を取り直してみますが、今回は、予告通り、極東の島国で修学旅行です! ところで、修学旅行っていいですよね。学校の友達みんなで知らないところへ旅行に行って、わいわいと楽しんで、良い思い出が作れて・・・。叶うことなら、また修学旅行とかやりたいなー、と思いながらも、僕はゲームでよく遊んでいます。というわけで、今回は、皆さんと共に修学旅行ゲームにしてみると面白いかと思いました。 さあ、聖アスラ学院とイースタ大学による、異文化交流という名目のもと、楽しい楽しい修学旅行が始まりました! ぜひPL/PCの皆さんも、極東の島国で、弾けた修学旅行へ突入しましょう! |